七転八倒四苦八苦

世界の隅の隅の底でうごめくコスプレイヤーのいろいろ雑記

カテゴリ: 作ったものレポ

お久しぶりです、ごくごくたまに更新されるアレなブログですが、ちらほら結構のぞいて頂いている方がいるみたいで(ブロント語風味)、ありがとうございます。
これからもこのテンポだと思います。()

さて、今回は松井江のウィッグセット製作過程というか作り方というかなんかそういうのです。
タイトル通りクラッセさんで分け目パーツと生え際パーツを買って使って作成する場合、って感じになります。
ご参考になれば…なるのか…?わかんないけどどうぞ…


〈使うもの紹介〉

こちらのシルバー02です。
アシストやスワローに慣れた身だからか、めちゃくちゃ土台自体が柔らかくてびびります。コンシェルジュもこんな感じでやわやわだった気が。

分け目パーツ ブラック07
生え際パーツ グレー02

どっちかに合わそうとして品切れだったのでこうなりました。
まぁだいたい同じような色なので別に大丈夫です。()


桂屋ファイングッズ みや古染 ECO染料 ポリエステルダイ ポリエステル100%繊維専用 Col.18 ブラック
黒の染め粉

黒染めには必ず促進剤付きのを買ってください。(上のリンクのがそうです)
中に普通の染め粉と、促進剤の粉の袋が入っています。
以前使って促進剤が余ってる方は付いてないやつ買って大丈夫です。安上がりですし。




〈手順〉
まずざっくりと(長めにカットすると後悔が少ないです)、ベースのボブをカットします。
コテでなんとなく分け目を作るとイメージしやすいのでオススメです(あとでどうせ染めの熱でダメになりますので適当でいいです)
IMG_3676
作業空間が汚いのでヘブン状態にしましたがお気になさらないで下さい


次に熱した後にわかりやすいように、事前に分け目パーツを貼る場所の毛をカットしておきます。(あとでパーツに合わせて更にカットしますが)
IMG_3678

出来たら次は染色に入ります。
バケツに2リットルの熱湯と、4gの染料を紙コップか何かで熱湯で溶かした汁を入れて、サーっと混ぜて溶かします。その後促進剤を4gぶち込みます。
温度が下がると染まりが悪かったり色味が変わりますので、スピードが大事です。

染めたくないところを鷲掴みして、頭頂部と前髪からズブッとバケツにぶち込みザブザブやります。毛細管現象で吸い上げてグラデしてくれるので、わりと雑でも大丈夫です。

だいたい10-20分くらいザブザブやって良さそうになったら引き上げます。
アホみたいに熱いですがこの時に手櫛でだいたいの毛流れを直すと後でめちゃくちゃ楽です。

その後水でバーっとすすいでウィッグを洗って、干します。
IMG_3679
熱がりながら手櫛で整えたのでだいぶおしとやかです。


乾いたら(ドライヤーとかで乾かしてもいいと思います)カットセット開始です。



IMG_3939
まずは分け目パーツと生え際パーツを貼る部分を根本からカットしてハゲてもらいます


IMG_3940
そして生え際パーツ、分け目パーツを貼ります
気が楽なのでグルーガンでグッとやってしまいましたが、しっかり貼れるなら接着剤でも大丈夫です。
オレンジ点線が生え際パーツ部分、黄緑の線が分け目パーツ部分です。



IMG_3941
貼り付け完了したらヘアアイロンで癖をつけてカットしてほぼほぼ完成形に整えます


その後ワックスとスプレーで微調整して、

IMG_3942

完成です!

虹色がとんでもないレポになってしまいましたが、こんな感じです。
クラッセさんの分け目パーツと生え際パーツが優秀なので、セットがとても簡単です
この製法で難しいのは染めた後どの位の黒みになるかを予想して染めた色味に近いであろうパーツ部分のカラーを選ぶことくらいです。
コツとしては染め時間を確保してしっかり染めることと、各パーツが上からかぶさる部分と生え際という暗い部分になるので、二択で悩んだ時は比較的暗い方を選ぶことかなと思います。促進剤入れてもほぼ黒に近付けても真っ黒は無理なので…。

何かの参考になれば幸いです。
それではまた!

お久しぶりです!!!!

ウィッグつくってないわけではないというかむしろ死ぬ程作ってるんですけど、作業机が汚すぎて写真撮る余力が全くないのでめちゃくちゃご無沙汰になってしまいました。

というわけで、北谷菜切のウィッグセットというか作り方記録というか です。
​果たして参考になるかな?!(謎の挑発)

あと先述の通り作業机が汚いです ゆるして

まずウィッグをよういします。




多分この色のロングです。
レギュラーのピンク18か何かと完全に同系色だった気がします
紫っぽいピンクのロングならなんでもいいです

あと同じ色のバンスひとつ
ちなみに私は余ってたスワローテイル のさくら色のバンス使いましたが、98パーセントくらい同じ色でした。素材感はちょっと違うけどね


サイドと後ろ髪、前髪をブロッキングします。

IMG_0363
下段をざっくり短め、中段をやや短め、上段を長め…と切るといい感じです。
IMG_0364
上中下とカットするたび内巻き&真ん中に集まるようにコテで巻いていきます。
別の段と混ざって短い毛が変な動きしないように巻くごとにテキトーにスプレーかますのもGOOD

IMG_0365
こんな感じになります。
コツとしては緩やかに真ん中へ向かってV字にカットすることでしょうか。

そしてここからはなんといつものように画像がないのですが、
サイドの毛を上下半分にブロッキング→その間に土台を半分に切って、それを丸みが出るように土台を縫い合わせた二分の一バンスを逆さにつける→キュッとくくる→後ろ髪一部を跳ねさせる→アホ毛をつくる→後ろ髪をくくる

で、完成です!!!!

メインのわりと変な事やっててめちゃくちゃ特筆するポイントを完全に写真にしてないという致命的な気配がしますが、
クソみたいな絵を載せるので許してください
IMG_0368
すげえひどい絵ですが感じてください、寝ながらスマホで頑張って描いた図です()

はい!!!あらためて!!!
完成です!!!!!!
IMG_0366
そんなかんじで、ではまた次回〜〜!



相変わらず不定期更新です。
色々作ってはいますが必死過ぎて毎回写真に残せない何か。

ウィッグカットとセットをやってると簡単なものでも1日仕事になりがちで、めちゃくちゃ疲れますよね。
というわけで今回はほとんどカットせず出来るだけ時短で見映えもまぁいいウィッグが作れるか?というテーマでやってみました。
という作り方レポート記事です。
製作したキャラは髭切です。






さて。カットほぼしない、となるとウィッグの選択が重要になってきます。
今回使用したのはこちら。FullSizeRender
です。
お色は多分これだったといううろ覚えのものをご紹介しています。
まぁ形が重要なので…。
この画像だと前髪短!ってなるかと思うのですが、色比較してるマネキン画像とか見たらわりとギリギリピッタリの長さです。



と。いうわけで。


このウィッグ、最初からざっくりシャギーが入ってるのですが、マネキンにセットしてざっくり手櫛で綺麗にしていくと…
FullSizeRender
こんな風に切らなくても兄者の髪型めいたカットがなされています。
なのでこのまま、コテで青の線から上を赤い矢印の方向に内巻き、下を緑の矢印方向にやっぱり内巻きにしていきます。
つまり赤矢印の方は顔の方へ向かって巻いていき、緑矢印の方は後ろの真ん中へ左右から集まっていくように巻いていくわけです…うーん説明が難しい…。
FullSizeRender
後ろから見るとこんな感じになります。スプレーかけながらやればますます時短です。

一通りできたら前髪、前の横髪をセット、カットします。
自分の好みにあわせて長すぎるところをちょっと切るだけで大丈夫です…とても楽
IMG_5930
こんなかんじになります。
わたしは横髪を顎のラインに沿う感じでカットしました。

あとはちょろ毛を作って、ちょこちょこつまんでがっちり固めて束感をアピールして…
IMG_5929
こんな感じで完成です!
参考になれば幸いです。

長谷部といい同キャラの記事ばかりになってしまってるので、次回は製作レポ書いたことのないキャラを扱おうと思います。笑




小烏丸のウィッグをドタバタ作ったので、製作記じみた何かを。
作り方の参考にでもなれば幸いです
だがしかし例によって例によるので、製作中の写真はないです…。


1.ロングウィッグを結い上げて土台をつくる
どこのメーカーでも大丈夫です。結い上げたら毛束として使うのでポニー部分をカットして避けておきます。

2.ワイヤーをM字気味に曲げて、クリアファイルを切ったものをくっつけて、カットした毛束を貼っていきます。
IMG_4005
その辺にあったので私はハンガーを針金がわりにしましたが、曲げたり切ったりつらいのでおススメはしません
後で装着するための真ん中部分を曲げて起こさないといけないので、ハンガーでやったらほんとうにつらいです

3.貼り終えたら毛先をカットして針金をゆるく曲げたり微調整します
そして土台の矢印部分に装着
FullSizeRender

4.前髪真ん中を結い上げて、余った毛を羽の白い部分に馴染ませる感じで貼り付けます
そして
IMG_4007
できあがり!
こう、羽部分の毛流れを中心から放射状にしたかったというか、すだれみたいにしたくなかったのでそこだけめっちゃ頑張りました
改良の余地ありまくりですがとりあえず遠目で見てそこまで酷くないのでよしとしておきます(疲労困憊顔で)

役に立たないウィッグ作成レポ、今回は大包平さんです。
特に予定はないですが、赤いウィッグがあったのでなんとなく作った。

カットしてあるやつなので、今回はコテとかセットからです。
IMG_0766
こんなウィッグです。後ろは外ハネ気味の、なんの変哲も無い感じです。
これをコテでさわっていきます。


IMG_0771
前髪と後ろに分けて、ダッカールでとめて、
前髪の分け目を決めます。
後ろクッソ汚くてごめんね!!!!!


IMG_0772
前髪の分け目を決めたら、コテで矢印方向にガシガシ分けてゆきます。
ワンレンの分け目みたくこう…ぴしっとこう…
ちなみにチリチリしてるのは単純にふかし有りの加工向けウィッグを使ってるからです
嫌な人はふかし無しのをつかうとよいです
ちょっと大変になるけど植毛とかもするならその方が綺麗にはなる、ちょっと大変だけど


IMG_0773
後ろの立ってる毛をつくってゆきます
写真手前が後ろ、写真奥が前で撮ってます(つまりマネキンの背後から撮っています)。
毛流れを考えながら矢印のとおりに癖つける方向を変えていくといい感じです(ふんわりした説明)


IMG_0774
右側(着用したら左側になる方)の様子。
点線から左側がサイドの毛です。
矢印のとおり、なんとなく中心を決めてコテで毛の流れを作ってゆきます。つむじを作る感じ?
こうすれば違和感もあまりなく自然にウィッグの地が見えづらくなります。多分な!


大まかな毛流れを作ったので、とりあえず基礎のセットは終了!
ここからは水溶きボンドとコテで固めては切り、固めては切りを繰り返して〜〜


で!


IMG_1235
IMG_1240

はいできた!(こいつまたやりやがったな感)

セットしてる時に写真が撮れるほどわたしは器用じゃないんだ許してくれ
でも大まかな毛流れをコテで作っていく過程が8割って感じというか、あとは好きなように固めて長いところ切っていくだけなので…

これも頼まれもののウィッグだったので余裕重視で切りました…が、色々あって行き場がない捨てウィッグになってしまいました…あーあ。



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